今から400年も前に焼き物の「古伊万里」が、ここ伊万里の地からヨーロッパに渡り、王侯や貴族たちがその「美しさ」に魅了されました。そして現在も、伊万里焼の窯元は美術工芸品や人形、食器など、幅広い分野で焼き物の制作に取り組んでいます。
伊万里焼を取り入れたルーペ(拡大鏡)の「伊万里焼ルーペ」が、焼き物の里・伊万里の地に新しく誕生しました。
伊万里焼ルーペは代表的な古伊万里様式の絵付け文様をはじめ、染付や色絵などの絵付けをルーペの取手部分に施しています。
伊万里焼ルーペを制作する工房では、熟練の技をもつ職人による「絵付け」が丹念に施されて、一品ずつ心を込めて丁寧に仕上げています。 ルーペは文字を大きくして読みやすくするための道具ですが、読む豊かさを、「伊万里焼ルーペ」を手に持って、ぜひお楽しみください。